香港国際空港にあるキャセイパシフィック(CX)のリニューアルしたビジネスラウンジ「The Pier(ザ・ピア)」に行ってきました。(2017年2月)
ピアは、2016年6月にリニューアルしたキャセイのビジネスラウンジです。さすがキャセイ本拠地の香港のラウンジだけあって、ビジネスクラスラウンジとは思えない贅沢さ、そして心地よいくつろげるラウンジでした。
Pier(ピア)はこんなに広い
3300㎡、550席ととても広いラウンジです。各エリアを特徴とともにまとめてみました。
- food Hall 嚐味坊 : フードホール。西洋系の温かい軽食、サラダやチーズ、ケーキがある。
- Bar 悠然吧 : バー。お酒が飲める。キャセイオリジナルカクテルもここでオーダー。
- Noodle Bar 風味坊 : ヌードルバー。キャセイラウンジ名物の淡々麺や点心がオーダーできる。
- Tea house 茗茶坊 : ティーハウス。「JING」のお茶とお菓子が楽しめるカフェ的な場所。
- Showers 沐浴間 : シャワールーム。イソップのアメニティがある。
- Relaxation Room 恬静間: リラクゼーションルーム。お休み処。ちょっと暗い。ふかふかソファがある。
ピアラウンジ、細長い作りになってます。
ラウンジ入り口を入って、foodhallから順番に各エリアが縦1列に並んでいます。なのでリラクゼーションルームからラウンジの入り口まではちょっと遠いです。
各エリアの詳細解説
ピアラウンジ、ビジネスラウンジとは思えない充実ぶりです。それでは、入り口から順番に見ていきましょう。
Food Hall
入ってすぐのところに、カフェコーナーがありました。屋台っぽいところ。
フードホールはダイニングテーブルっぽい形のテーブルが並んでます。
あたたかいメニュー色々。鍋が赤色でかわいい・・。
ピザ、キッシュなど。ピザはなくなるとわりとすぐ補充されていました。
他にも、点心などありました。
フルーツにタルトなど。スイカだよ!
OMG!!ハーゲンダッツない(キョロキョロ)ハーゲンダッツない・・!と思ったら、ありました。味はバニラとクッキーアンドクリームでした。ストロベリーがなくてしょんぼり。
甘いものはタルトもありましたが、他にも冷たいデザートがありますよ。冷蔵庫の中にならんでいます。パンナコッタとマンゴープリンでした。完成度高い。美味でした。
まだ担々麺食べてないのに、お腹いっぱいです。だがしかしまだ食べる。
ちなみに、置いてある紅茶の銘柄はJINGでした。
Bar とりあえず一杯
バーカウンター。
バーコーナーを見渡してみました。ソファがいっぱい。ダイニングよりくつろげる雰囲気。
Noodle Bar 担々麺を食べよう
キャセイ名物のヌードルバーへやってきました。バーが長いです。
こちらで食べられるメニューは次の通り。置いてあったメニュー表記をそのまま載せます。
The Noodle Bar
- Flat Rice Noodles in Soup with Fish Ball
- Wonton Noodles in Soup
- Dan Dan Noodles
- Noodles in Soup Braised Mixed Vegetables
Dim Sum
- chicken Bun
- Milk Custard Bun
- Steamed Vegetable Dumpling
担々麺とカスタードまんです。ワンタンとどっちにしようか悩みつつ、ピーナッツがしっかり入ったこの香港ラウンジの担々麺の味が好きで、やっぱり担々麺をチョイスしてしまう。
Tea house お茶をするならここ
ティーハウスは、このピアラウンジにしかないエリアです。他のバーコーナーやヌードルバーは羽田にもありますからね。規模は小さいですが。
せっかくPierまでやってきたならこちらでお茶を飲みたいです。雰囲気は代官山とか恵比寿とかにありそうなこだわり系オシャレカフェです。あれ?ここラウンジだったよな?
一番気に入ったコーナーなので、写真特盛。
こちらのカウンターで注文をします。
茶葉を選んでお茶をオーダーします。メニューたくさん。お茶の他にスムージーもあります。
茶葉は10種類くらいあって、香りを試すことができました。
茶葉を色々と試して、散々迷ったのですが・・・。Seasonal Specialとあると、試してみたくなる性分なのです。ということでスペシャルなやつをオーダーしました。
JINGはイギリスのブランド。イギリスというのが、香港の航空会社っぽい。
お茶菓子もあります。
もち米のお団子。ココナッツがかかったやつ。
たしか、金木犀の入ったゼリー。ほんのり甘い。おばあちゃん思い出した。
このチョコクリームがのったバナナケーキ、絶妙な甘さと舌触りで美味しかったです。どういう周期でメニューが変わっているかはわかりませんが、翌月に訪れた時はお菓子の種類が異なりました。
すぐ飲めるスムージーも置いていました。ヘルシーそうな体によさそうなやつ。これ、別ラウンジの「キャビン」の"ヘルシーバー"に置いてあるスムージーと同じだと思うんだ。
showers 快適シャワールーム
深夜便利用のとき、いつもは違うラウンジ『WING』のシャワールームを使ってました。が、設備が新しいだけあって『Pier』のほうが快適です。
シャワーキャップなど一つずつ箱に入っています。箱に入ってるだけなんだけど、なんか嬉しい。
アメニティはイソップでした。ビジネスクラスラウンジでイソップってかなり豪華じゃありません?
シャワーチェーックしたところ、水圧も水はけも温度調節も良好でした。レインシャワーとハンドシャワーに切替可能です。
RelaxationRoom 一休みひとやすみ
入ってすぐのところに一度座ったら起き上がるのが辛そうなソファが並んでいました。真ん中のソファ、どうやって使うんだろう?みんなに囲まれて寝るの?(多分違う)
ゆるく区切られたソファもあります。お休み中の方がいたので奥まで行きませんでしたが、完全な個室はなさそうでした。
窓側のソファエリア
ピアラウンジは細長い作りですが、各エリアの窓側のスペースはソファエリアになっていて繋がっていました。私もここで一休み。
羽田にも桃園にもあった、テーブルの引き出しにUSBとコンセントが仕込まれています。モバイルの充電も席に座ったままたっぷり可能です。座った席のUSBジャックは片方潰れてましたが・・。
ラウンジ情報
ラウンジの場所、オープン時間、利用資格をまとめます。
場所
ターミナル1のゲート65付近
イミグレからはすごく遠いです。歩くと地下鉄一駅分はあるような気がします。なので、ピロピロカーに乗るか、エアポートシャトルに乗るかしてショートカットすると楽です。
エアポートシャトルはゲート40-80行きに乗れば、ゲート35付近(近くにキャセイのラウンジ「The bridge(ザ・ブリッジ)」があります)まで行けます。4、5分に1本くらいの間隔で運行しているようです。1分程で到着します。
注意点、イミグレからゲート35への片道運行です。帰りは歩く必要があります;
オープン時間
営業時間:5:30~0:30
利用資格
- キャセイのビジネスクラス以上を利用
- ワンワールドのエメラルド、サファイア(ワンワールド便利用)
その他、キャセイのマルコポーロ会員シルバー以上でももちろん利用できます。
ワンワールドのサファイヤで利用可能なので、JGC会員・JMBサファイア会員以上がJAL便を利用する時も入室可能です。
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台北→香港便でCX最新機材380-900のビジネスクラスを堪能して、香港乗継で東京へ帰国した際にラウンジ利用しました。
香港だけじゃありません。台北の桃園空港のキャセイラウンジも素晴らしいです。
羽田空港のキャセイラウンジも贅沢です。混雑してないのもポイント高い。